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ライフスタイルに合った預け先の選び方
「子どもを育てながら仕事も両立させたい」と願う親にとって、子どもを預かってもらう施設選びはとっても大切。出産後なるべく早く職場復帰したい場合は、妊娠中から産後のライフプランを練り、預け先をしっかり検討しておきましょう。
家から通うのに無理のない距離の中にどんな施設があるのか、まずは情報収集からスタート!ホームページや自治体の担当窓口で情報を集め、最終的には複数の施設に足を運んで、自分の目で確認し、子どもにとってベストな環境の預け先を選ぶようにすることが大切です。また日常的な預け先ではカバーしきれない時間帯や曜日、冠婚葬祭や行事参加などのために一時的に子どもを預けたい場合など、都合に応じて使える一時的な保育施設やサービスがあるのを知っていますか?下調べしておき必要なものは登録を済ませて、いざという時に上手に使い分けしましょう。
保育施設・保育サービスの種類
日常的に預けられる保育施設・サービス
- 認可保育園
- 認可保育所とは国が定めた設定基準をクリアし、都道府県知事等に認可された保育施設のことで、千葉市には公立と私立の保育園があります。保育料は公立・私立とも一律で、保護者の所得等に応じて決定されます。
- 認可保育園一覧へのリンク
- 認可外(無認可)保育施設
- 認可保育所以外の子どもを預かる保育施設の総称で、○○保育園、○○保育室、○○託児所、○○ベビールームなど、名称も保育内容も様々です。保育料は月極・時間単位の料金設定の場合が多く施設によって異なります。
- 認可外保育施設一覧へのリンク
- 千葉市先取りプロジェクト認定保育施設・千葉市保育ルーム
- 千葉市では、認可外保育施設のうち、一定の基準を満たした施設を「千葉市先取りプロジェクト認定保育施設」「千葉市保育ルーム」として認定し、助成しています。保育料は施設により異なります。また、一定の要件を満たす場合は保育料が通常より軽減されます。要件を満たさない場合は、軽減の対象となりませんが、施設の利用は可能です。
- 千葉市保育ルーム一覧へのリンク
- 認定こども園
- 幼稚園と保育所の良いところを活かし、一定以上の機能を備える施設を都道府県知事が認定したもので、料金は施設により異なります。「幼保連携型」「幼稚園型」「保育所型」「地方裁量型」の4タイプがあります。
- 市内認定こども園一覧へのリンク
- 地域型保育(小規模保育・家庭的保育・事業所内保育)
- 保育の必要な3歳未満のお子さんを対象とする「地域型保育」事業には、「小規模保育」「家庭的保育」「事業所内保育」「居宅訪問型保育」があり、千葉市には現在、下記の保育サービスがあります。
- <小規模保育>
利用定員6人から19人までの小規模な保育施設で、0歳から3歳未満のお子さんを対象に、家庭的保育に近い雰囲気で、きめ細かな保育を行います。 - <家庭的保育>
家庭的な雰囲気のもとで、少人数(定員5人以下)を対象にきめ細かな保育を行います。 - <事業所内保育>
会社の事業所の保育施設などで、従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育します。 - 「地域型保育(小規模保育・家庭的保育・事業所内保育)へのリンク
- 幼稚園
- 就学前教育を受ける施設で、私立幼稚園では3年保育が主流。開所時間が保育所よりも短く、義務教育のように夏休みや春休みなどもありますが、正規の保育時間終了後や長期休暇中の預かりを行う園も増えています。
私立幼稚園では保育料は施設によって異なり、保護者の所得等に応じて助成金を受けることができる場合があります。 - 幼稚園一覧へのリンク
一時的に預けられる保育施設・サービス
日常的に預ける必要がなくても、時にはいろいろな事情で保育が必要になることがあるもの。そんな時に使える一時的な保育サービスをご紹介します。利用できるケースがそれぞれ異なるので事前にしっかりチェックしておくと急に保育が必要な時にも安心!
- ファミリー・サポート・センター
- 育児の援助を受けたい人と援助ができる人が共に会員になって、育児の支援を行う会員組織です。
- 一時預かり保育
- 保育所に通っていないお子さんの保護者が、パートタイム就労や通院などにより、家庭で保育できない場合や、育児疲れなどでリフレッシュしたい場合に、施設でお預かりする制度です。
- 休日保育
- 日曜日や祝日に、保護者がお仕事などの都合で家庭で保育できない場合に、施設でお預かりする制度です。
- 病児・病後児保育
- お子さんが病気の時に、保護者がお仕事などの都合で家庭で保育できない場合に、施設でお預かりする制度です。
最適な保育施設を選ぶためのポイント
1. 出産前から情報収集を
自治体の保育担当課で情報収集し、よりよい預け先を家族で相談しましょう。自治体の広報紙や施設のホームページも参考にして。
2. 事前に見学を
口コミや宣伝文句、建物、立地、保育料など、上辺のよさだけで選ぶのはNG。候補をいくつか挙げ、保育室の中を見学して、子どもに合った環境の施設を見極めてから決定しましょう。同じ施設を異なる時間帯に訪れてみたり、預けているママの声を聞いてみるのもおすすめです。
- 子どもたちの様子を確認
- 施設の子どもたちはイキイキと過ごしていますか?
- 保育する人の様子を確認
- 保育する人は笑顔で子どもたちに接していますか?経験豊かそうな人はいますか?
保育する人の数が充分か、保育士の資格を持つ人がどのくらいいるか、尋ねてみましょう。
- 施設の環境・設備を確認
- 陽当たりや風通しがよく、清潔ですか?赤ちゃんが静かに眠れる場所や、子どもが動き回れる広さがありますか?避難経路は確保されていますか?遊び道具は揃っていますか?
- 保育の方針を確認
- 園長や保育する人に、保育の考え方や内容について尋ねてみましょう。給食の内容や家庭との連絡方法、参観の有無、発育チェック法などについても、尋ねてみましょう。
3. 預けてからもチェックを継続
送迎の際など、折にふれ保育の仕方や子どもの様子を観察したり、保育する人と話したりして、問題がないかを確かめましょう。不満や疑問があればすぐに相談し、解消を。